VividRabbitRicoのおもちゃ箱

下手くそながら作ったプラモデルや、弄っているいろいろなおもちゃを置いておく場所です。

タミヤ 日産スカイラインGT-R V-spec (BCNR33)

製作開始日:2019年9月3日

完成日:2019年9月10日

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小学生のころのプラモデル製作期を第1期とするなら、このキットは我が人生プラモデル第2期のスタートダッシュを飾ったキットと呼ぶにふさわしいでしょう。

ボディカラーはネットで拾い読みしたディープマリンブルー風カラーとして、GSIクレオス Mr.カラー C326番/サンダーバーズカラーを使用。ホイールはR33 GT-R純正ながら、キャリパーは純正ブレンボなのでそのまま赤キャリパー風、スポイラーにはフジミ模型のGT-Wウィングキットを使用。フラットトランクなしの状態が個人的には好きなので、ポン付けとなっています。全体的に割とおとなしめのカスタマイズに仕上げました。

ベタっと塗料を塗りつけるだけだった第1期を反省し、塗装した上で細かいヤスリをかけ、コンパウンドがけを行うという、プラモ作りでは基本中の基本の仕上げに初チャレンジ。クリアパーツ部もセメダインを使っていた第1期に対し、エポキシ接着剤を買い揃えてのチャレンジ。本当にゼロから勉強し直したうえでの製作となりました。

 

R33 GT-Rといえば、スカイラインGT-R史上最長のホイールベースを持ち、ボディの見た目も相まって第2世代GT-Rの中では不人気車種となっている世代。

GT-Rの名前を復活させるため、走りにパラメーターをほぼ全振りしたR32と異なり、バブル期のファミリースポーツカー需要などを取り入れることとなったR33。車重こそR34のほうが重いものの、言う人によっては「不細工」なそのルックス、カーマニアに絶大な人気を誇ったコミックスにおける扱いなどにより、いまだ「重い・でかい・日産の失敗作」というイメージが先行するようになってしまいました。

しかし同車は、プロトタイプでは先代より21秒も速いタイムをニュルで叩き出し、当時のクルマ雑誌ではより走りやすいクルマとして賞賛されるなど、確実にR32から進化したスカイラインであったハズなのです。

というものの、クルマを走らせるドライバーとは結局は人間なのであり、いくら数字や文字で進化を説明されたところで、理論値では説明できないフィーリング部分が、先代よりもつまらないと感じる人もいたのでしょう。

 

ところでタミヤキットは縮尺通りでなく、通称タミヤデフォルメと呼ばれるデフォルメが入っているそうです。これは過剰なデフォルメでなく、"モデルが一番カッコよく見える"ような見え方をさせるため、ということ。とはいえこうして見ている限りでは、どこがどうデフォルメされているのか、あんまり気にならない感じですね。

 

ベースキット

www.tamiya.com

カスタマイズパーツ等

www.fujimimokei.com