VividRabbitRicoのおもちゃ箱

下手くそながら作ったプラモデルや、弄っているいろいろなおもちゃを置いておく場所です。

今日も今日とてミニ四駆を・・・

たまたまワールドラリーのニュースがGoogleで出てきて、私はそちらの方面にあまり明るくないのですが、先日はi20クーペWRCヒュンダイチームが1位・2位のラウンドがあったようですね。その下はトヨタ勢(WRCヤリス)が独占し、少し離れたポジションでヒュンダイが1台入賞、ということで(うろ覚え)。

ネット記事のサムネイルでi20WRCが出てきたときはちょっと惚れ直しましたよ。まあWRカーのヒュンダイ車は中身は他社製だとか聞いたことがゴニョゴニョ・・・。

 

さてさて、前回軽く弄ってパーツ待ちだったミニ四駆PRO。注文していたパーツが届いたのでさっそく取り付け作業へ。

とにかくフロントのワイドステーを無加工で取り付けるべくとフルカウルミニ四駆FRPステー、それに合わせる13mmベアリングローラーは基本メニュー。転倒防止に大きめのスタビを組み合わせ、コーナーでの安定性を図ります。

どの程度の効果があるのかは分かりませんが、19mmローラーはフロントアンダー部に取り付け、早めのターンイン効果を期待。

さらに駆動系には申し訳程度にカウンターギヤ用ベアリングを装備して回転力向上。

また、脳内仮組み中に、サイドステーの必要性が浮上したので、ARシャーシ用サイドダンパーのキットを装着し、遠心力や着地に備えていきます。

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こうして取り付けてみると気になるのが重量とバランス。ダンパー取り付け位置なんかの走行性能にかかる部分は実走なしでは何とも言えないところですが、車重はそこそこ重めになっちゃっているのではないでしょうか。

いくらトルクチューンだからってなんでもかんでも載せれば良いというものでもないでしょうからね~。

それから重量配分面でもビジュアル面でも気になるのが、やはり後方装備の寂しさ。フロントが13mmローラーや19mmアルミローラー、スタビ付きにダンパー装備と賑やかな分、10-11mmダブルローラーしか装備されていないリアのワイドステーがとても寂しそうです。

せっかくワイドステーで拡張性を上げているので、実走時の着地姿勢とか次第ではフロントダンパーをリアに持って行っても良いかもしれません。とにかく実走させないことには弄れない。

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ボディを載せるとこんな感じ。サイドダンパーとボディ側面の干渉が心配でしたが、精密ドライバー1本分くらいの余裕がありそうなので、大丈夫そうですね。

ボディはロイヤルブルー塗装箇所の乾燥中なので、少なくとも翌日くらいまでは掛かりそうです。

 

このあたりまでチューニングすると、脳死でできる初歩的なカスタマイズはほとんどやった感じになりますかね。これ以上のパーツ検討は机上の空論となり始めるので、このへんで一度実走を挟むまで、追加のイジリーは休止しましょう。

実家のほうで一番近いミニ四駆サーキットが1時間300円くらいだったかな?価格設定も法外に高いわけでもなく、利用ごとにポイントも貯まり、何回目かで無料になったりするのですが、首都圏ヨドバシやビッカメでオープンサーキットが設置されている光景を見てしまった以上、「タダで好きなだけ使えるサーキットはズルいなぁ~←」と思っちゃったり。

まあオープンサーキットがあるエリアに出かける万単位のコストを考えれば、1時間300円なんて圧倒的に安いわけですから。近いうちに行ってみようと思っています。

 

それにしても昔はミニ四駆というと、「小学生くらいの男の子が少ないお小遣いを上手にやりくりしながら、いかに速いマシンを作れるか」というようなイメージを勝手に抱いており(そもそも自分が小学生男子でしたが)、金銭感覚がスケールアップされた大人のほうがパーツの入手機会的に有利なものと考えていました。しかし、実際に成人後にミニ四駆を"ちゃんと"弄ってみると、お金だけではないんだなぁと切実に感じる部分も多く存在することに気付きます。

金が掛かったおじさんレーサーのマシンにもオーラや輝きはあるのですが、子供たちの知恵と工夫が詰まったマシンにもまた、宝石のようなきらめきが生まれるのではないでしょうか。

 

ちなみに昨晩、興味半分でタミヤの1/10スケールRCパーツを眺めていたのですが、今こっちにウッカリ手を出さなくて良かった。RCはおそらくプラモデルやミニ四駆のカスタム以上に大変なことになる。

 

夜追記。

結局ダンパーをリヤに移植。もしかするとジャンプ時にお尻が沈んでしまうかもしれません。状況次第で説明書通りサイドステーに二重取り付けするか、スタビ取り付けた方が良いかも・・・?

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とりあえず、ものさしで長さを計測したら166mmか167mmとなったので、明日ちゃんと計って取り付け位置調整ですかね。レギュレーション確認用のクリアケース欲しい。

年甲斐もなく(?)ミニ四駆

カプチーノの製作が終盤に差し掛かった頃。取りかかっているプラモデルを作り終えたら、どうしても組んでみたいものがありました。

ミニ四駆

昔、それこそプラモデル第1期くらいに、やはりミニ四駆をちょっと弄っていたことがありました。といってもとくに大会などに出走させたわけでもなく、「ただ面白そうだったから」という理由だけ。

ところがこの年になって、なんと言うかプラモデル同様に、やりたい欲が再燃し始めてしまったワケです。プラモデルもそうですが、どうやら私は、使えるお金がある程度自由になってくると、「昔かじる程度にやってた"アレ"を真剣に取り組んでみたら、どうなるだろう」と考えてしまう癖があるみたいです。

ミニ四駆PROシリーズからGRスープラWRCヤリスがリリースされているのを知ってしまったのも、それなりに大きい要因だったのでしょう。気付けば私のブラウザは、ミニ四駆本体とパーツを表示していました。

まあでも、"年甲斐もなく"というのは間違いかもしれません。ヨドバシやビッカメでも最近はミニ四駆のコースを置いてくれている店が多いですが、そこに入り浸ってチューンと走り込みを繰り返してる客層って、子供より30~40代のパパさんが多いんですよね。たまに子供も一緒になってやっていたりしますが、真剣度は明らかにパパさんのほうが高い。そういう点では、この年で再びミニ四駆が弄りたくなるのも、順当かな~なんて思ったり。

 

かつて弄っていたのはMSシャーシでN-01ユニットを搭載した由緒正しきミニ四駆PRO、アバンテMk.Ⅱ。外装系はMSシャーシ用リヤステーのみ、駆動系はレブチューンモーターPROとギヤ比3.5:1の超速ギヤに換装し、トップスピード重視のライトセッティングでまとめてありました。

引き続き同車をカスタマイズし続けるのも良いとは思いましたが、せっかくなのでチューニングの方向性を変え、同じミニ四駆PROながら、思い切って別シャーシの車両でカスタマイズしていくことに。車種もGRスープラWRCヤリスのような国産車種ではなく、結局ヒュンダイのi20クーペWRCをチョイスしました。

日本ではそんなにパッとしない立ち位置のまま早々と乗用車市場を撤退したヒュンダイですが、それから進化を重ね、現在の欧米ではかなり評価が高いみたいですね。ヒュンダイ製エンジンは評判が良くないので、乗りたいかと言われれば答えに詰まるのですが、私もデザインはかなり良いセンをいっているのではないかと。i20クーペ WRCのベース車両であるi20各車も、なかなか刺激的なデザインで、ホットハッチ好きな私としては思わず声が漏れてしまうような。でも乗りたいかと言われれば(略)

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いまさらミニ四駆を買ってはみたものの、実はこれといって大会出場やらなんやらを考えているわけではなかったり。とかいいつつ車幅・全高・全長・地上高等、大会で必要となる項目はクリアできるようにセッティングしていきます。

どちらかといえば気の済むままにカスタマイズして、自己満足でニヤニヤするために買ったような感じですね。プラモデルもそうですが、どうも私はこういう"弄って組めるクルマのおもちゃ"が好きらしい。

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ボディは目下仕上げ中。といってもミニ四駆は、付属シールだけでボディが完成できちゃうくらいには手軽なので、そんなに気負ってはいないです。指定塗料が在来のクレオス製品互換色では、ABS樹脂を破損させてしまう恐れがあるので、通販で購入したタミヤカラーの到着待ちといった感じですね。

本体購入時にフロント用・リヤ用のFRPワイドステー、19mmアルミローラー、8-9mm二段ローラーも同時に買っておきましたが、フロントステーがどうもボディと干渉するので、改めて別のステーを再発注。こちらも塗料同様に到着待ちとなります。それなりに経験がある方であればボディ加工で乗り切るのがスジなんでしょうけど、私はボディ穴開け等未経験なので・・・。

リヤのローラーは下側から取り付けていますが、リヤにはもう一対ローラーを取り付ける予定なので、なにも間違えたわけではありません。対になるローラーは、ステーらと同時発注中の13mmベアリングローラーか、それともフロントの8-9mm二段か迷い中といったところ。横転防止の観点から、基本的には皆さん8-9mmをフロントにしている感じですよね。

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駆動部はギヤ比3.7:1のハイスピードEXギヤ、モーターはトルク重視のライトダッシュPROを装備。といってもMAシャーシではおそらくタイヤ径の関係で、3.5:1の超速ギヤがデフォルトとなるので、ノーマルMAよりは若干トルク寄りのセッティングになるかと思われます。

現状タイヤはノーマルですし、ローラー関係も脳内仮組み段階、ジャンピングスポット用のダンパー類やブレーキ関係は未検討という状態なので、まだまだ弄り続ける日々が続きそうです。

そしてせっかく組んだミニ四駆ですから、一度はコースで走らせてみたい。大会は考えていないと言っても、やっぱり大会も考えてみたい。家にコースを置かない限り、田舎だとなかなか走らせられる場所が遠いんですよね。正確には行こうと思えば行ける距離なんですが、駅から遠かったり。クルマがないと心理的な意味で遠いですよね。いやはやどうなることやら。

アオシマ トヨタ・AE86 スプリンタートレノ GT-APEX '84

製作開始日:8月24日

完成日:9月1日

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個人的な好みでスポイラー付き仕様。

時代を超えて愛されるクルマ、というとどういう答えを出すでしょうか。

もちろんユーザー層や使途、車型、値段といった様々な要素で答えは変わることでしょう。例えば大衆車として考えれば、トヨタカローラの名前は伊達ではありませんし、コンパクトという条件ならヴィッツやフィットなどの名前が挙がるでしょう。ただ、スポーツタイプという回答条件であれば、私は迷わず「ハチロク」と答えます。

今回着手したのは、アオシマからリリースされているハチロクトレノ前期型GT-APEXのキット。同社のザ・モデルカーシリーズではNo.86としてナンバリングされており、なかなか粋な計らいではありませんか。

さらに4A-GEUエンジン再現、リトラクタブルライト開閉ギミックというニヤけ仕様なうえ、アオシマ恒例のバケットシート&ライトカスタムエアロ付きという、至れり尽くせりキットでした。説明書上での色指示もあってGT-APEXでの組み立てが前提ですが、デカールが共用なのか、それともわざとなのか、GT-Vグレードで組み立てることも可能なようです。といっても違うのはメーターと内装色くらいか・・・。

ホイールだけは選択式でなく、純正オプションのアルミホイール1セットのみですね。ボディカラーも赤黒ツートン(ハイテックツートン)指定で、当時のカタログモデルそのままの製品化のようです。前回のカプチーノが赤だったので、なんとなくパンダトレノで仕上げてしまいましたが。

今回一番泣かされたのは、なんといってもサイドモールの塗り分け。マスキングテープも付属しているので無難に仕上がると思っていました。ところがテープを剥がしてみると、隙間から黒色塗料が滲み出ており、見るも無惨な状態に。自分の不器用さも相まって、何度めかの修正でやっとこさ上の写真のような状態までもってこれました。見る人が見れば酷い出来でしょうけど・・・。

なのでアオシマさん、ぜひこの部分はFC3S前後期選択式みたく別パーツで・・・(アホ)

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ライト開閉ギミックはニヤけどころです。

さて、私の中のハチロク像というのが、8割がた頭文字Dでできあがってしまっていますので、ハチロクを作るならぜひともワタナベリムを履かせたい!と思い続けてきた次第なのであります。

ネットの情報では純正が13インチか14インチ、社外ホイールでも16インチが限度という感じでしたので、限度ギリギリ16インチのRSワタナベ 8スポークを履かせてあります。もちろんアオシマのザ・ホイールシリーズ。パンダトレノにRSワタナベの組み合わせは渋くて思わず「くーっ!」と叫びたくなるビジュアルですね~。これでサイドモールの塗装がしっかりしてさえいれば・・・!

ハイテックツートン白黒にRSワタナベ8スポークで、気分的には「藤原とうふ店(自家用)」と貼り付けたくなるところですが、それは同社1/24頭文字Dシリーズに任せ。。。私のハチロクは純正スポイラー・バケットシート装備のカスタムを施しておきました。そもそもハチロクというクルマは頭文字D連載以前からカスタム素体として人気が高く、オーナーの好みが思いっきり現れる車種だそう。だからこれでいいんです(なにがだ)。

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4A-GEUエンジンも眺められるニヤける贅沢仕様。

細かいこだわりとして、エンジンまわりのシルバー塗装はすべてタミヤカラーのフラットアルミを使用しています。GSIクレオスのシルバーも綺麗なのですが、エンジンのヘッドやエキゾースト関係特有の鈍い光沢というのが、やはりつや消しカラーでないと綺麗に出ない気がするんですよね。

そういえば、ひとつの疑問点として、ステアリングまわりの塗装指示がおかしいというところが引っかかりました。本キットのステアリングはGT-APEXおよびGTVのスポーツステアリングだと思われますが、説明書ではGSIクレオス水性H-14、つまりオレンジ色での塗装指示がなされています。一方当時のカタログを見ると、H-12つや消しブラック(金属部はH-8シルバー)に近い配色と見受けられます。そこはプラスチック製キット、自分の好きな色で塗れば良いだけの話なのですが、ここだけは完成後も少し気になり続けています。

 

ハチロク実車そのものの馴染みは漫画作品や映像でしかないのですが、どうやら昔、叔父さんがAE92型トレノに乗っていたそうです。そういえば確かに、MR2でないリトラクタブルヘッドライトの黒いトヨタ車に乗っていた記憶があります。が、裏を返せば黒のリトラクタブルヘッドライト以外に記憶がないので、どのグレードだったか、どんなオプション装備だったか、その他一切のことは不明です。

"キュウニー"のキットは確か最近ハセガワからレビンが出ていたと思いますが、作るかと言われれば悩みどころですねぇ。

 

ベースキット:

www.aoshima-bk.co.jp

カスタム等:

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アオシマ スズキ・EA11Rカプチーノ '91

製作開始日:2020年8月14日

完成日:2020年8月19日

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自身のプラモデルコレクションとしては初の軽自動車となりました。製作期間も1週間以内と、こちらも史上初の記録を樹立してしまいました。軽自動車なのでこれまでよりパーツが細かく、多少は難航するのかと思いながら取りかかりましたが、そのぶん部品点数と設計はシンプルだったみたいですね。

キットではシルバーか赤で塗装しろと指定してきましたが、カプチーノでこの二択ならやはりこの色でないかと。

水性アクリルの赤って色ムラが出やすいのでしょうか。完成時点でボディの重ね塗り回数は2回ですが、1回目の時点でかなり塗りムラが出ていたので、反射的に以前のR33スカイラインの失敗が頭をよぎりました。

vividrabbitrico.hatenablog.jp

アオシマキットではオプションエアロパーツ付属が恒例行事で、今回も例に漏れずスカート系エアロが付属するのですが、"軽自動車らしさ"に拘りパラメーターを振り、足回りを軽快に見せるエアロなしで組み上げ。FRライトスポーツ感は申し訳程度のスポイラーに任せることにしました。

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アオシマキットもうひとつの魅力は、ひとつの車両のキットの中でも選択できるバリエーションが多いこと。カプチーノでも、フルオープン、Tバールーフタルガトップハードトップの4種類を選ぶことが可能。エアロの選択次第ではさらにバリエーションが増えます。

"軽自動車らしさ"を味わいつつ、FRライトスポーツ特有のかっこよさも演出するために、今回はタルガトップを選択しました。軽自動車としてのサイズ感やボディデザイン、そしてFR車特有のロングノーズとオープン仕様のビジュアルは、90年代の車両でありながら、現代でもかっこよさがひしひしと伝わる一台でしょう。

ひとつだけヒヤヒヤしたのは、角度や位置のガイド・アタッチメント等がなく、ボディ直付け指定されているサイドミラー。速乾性が最大の武器であることを踏まえればセメダインですが、プラスチックの表面を溶かしながら接着する特性上、万が一ズレたときに甚大なダメージが生じる危険性があります。その点エポキシ接着剤を使えば塗装ダメージの心配はないものの、セメダインのような速乾性は期待できないので、長時間のホールド地獄が待っています。

さんざん迷ったあげく、自分のスタミナのなさを鑑み、イチかバチかセメダインを使用。とくに大きなトラブルもなく接着できましたが、次回もこれをやれと言われた場合、成功できる自信は全くないですね。

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カプチーノに赤は定番の組み合わせですが、このカラーも助けてロードスターや外国製オープンカーばりのかっこよさが演出されている気がしますね。今回カプチーノを選んだのはほとんど衝動のようなものでしたが、本能的にこのキットを選んで正解だったような気がします。

個人的にはスイフトスポーツみたいなスズキの本気を見せつけてくるクルマが大好きなので、アオシマさんは是非ともスイスポのキットを...!

 

ベースキット

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【再びカスタム】タミヤ 日産スカイラインGT-R V-spec (BCNR33)

カスタマイズ追加日時:2020年8月12日

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なんかカーセンサーの物件情報写真みたい...

アルテッツァに履かせたBBS LMのセンターキャップデカールで自信を持ったので、なんとなくそのままにしていたnismo LM GT4nismoエンブレムデカールを貼り付け。こういうのって勢いが大事だと思うんですよ。

そしてそのもくろみは成功し、デカール破損やズレ等なく、狙った位置で綺麗に貼ることができました。人にもよるのでしょうが、自分はわりとプラモ慣れしてきたという頃にデカール破ることが度々あったので・・・。

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たかだかデカールひとつでも、やはりかなり印象が変わって見えるもの。しまりのなかったブロンズホイールが、一気にキリっとした表情になった気がしますね。

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今回の追加カスタムで、一通り弄りたいポイントは弄り終えた感じです。まだ変えられるところがあれば、自分好みの範囲でじゃんじゃんカスタマイズしたいですね。

 

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フジミ トヨタ・アルテッツァ RS200 Zエディション

製作開始日:2020年7月21日

完成日:2020年8月8日

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個人的には昔散々作ったフジミ模型のキットは苦手で、極力避けたかったのですが、"好きなクルマ"で攻めるとアルテッツァを出しているのは同社だけになるので、自分の上達具合を信じてトライしてみました。

パーツ数で考えた場合、フジミキットはよく言えば簡素で初心者向きに見えますが、フロントグリルが貫通パーツでないことや、バンパーやライトユニットの噛み合わせが非常に悪く、そういう点では上級者向けなのかもしれません。残念ながら自分には綺麗に仕上げる程度の腕前がなかったので、それなりの出来で妥協です。頑張らねば。

キットの指定カラーではシルバーメタリック(GSIクレオス H-8)となっていましたが、アルテッツァはスーパーホワイトが好きなのでこの色に。

キットモデルは前期型 NEO-CUSTOMIZE SPORTS VERSIONなので、純正カスタムで組んでもそれまでなのですが、BBS LMのゴールドと以前のGT-Wウィングキットおよびマフラーを使用したチョイカスタムを施して、自分の好みのヤンチャカー仕様に仕上がりました。

写真にすると見えにくいものの、BBS LMには大径ブレーキキット(ブレンボキャリパー)が同梱されており、足回りもなかなかクールにまとまっています。

また、NEO-CUSTOMIZE SPORTS VERSIONでは、リアコンビランプはボディ色ですが、マスキングが面倒だった純正コンビランプのほうが好みなのでこの状態です。

ナンバープレートは数字選択式だったので、やはり手抜きで前回のECR33付属品を流用してスッキリ作り上げています。

今回フジミキットを選んだのもちょっとした挑戦でしたが、BBS LMのセンターキャップデカール貼り付けも、見方次第では自分の腕試しといえるでしょう。以前の自分ではできなかったであろう作業、少しずつではありますが成長を実感できるポイントがあるのは、良いことです(自己満足)(うぬぼれ)。

 

アルテッツァは、FRレイアウトに直4縦置き3S-GEエンジンと、スポーツ仕上げの「ハチロクの再来」とまでもてはやされたクルマ。

ところが発売してみると、重すぎる車重やチューンに向かない駆動系、言うほどパワーがないエンジンと、モーターファンには不評の連続だったようです。
というのも同車は、繰り返しのテスト走行でスポーツ性能を鍛え上げると同時に、FRセダンとしてレクサスのラグジュアリー路線を統合し、レクサスISとしてもリリースされた車両。FRスポーツセダンとFRラグジュアリーセダンというコンセプトを両立させて設計するには、無理な部分も多かったそうな。
偶然にも同年代のR33系スカイラインも、似たような境遇でニッチな人気を誇ります。とはいえパフォーマンスに関して公道上で明るみに出てくる欠点など、いったいいくつ数え上げられるのでしょうか。

それとも自分の感性が、"そういうクルマ"寄りなのでしょうかね。

 

ベースキット

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カスタマイズパーツ等

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アオシマ 日産スカイライン GTS25t タイプM [ECR33]

製作開始日:2020年3月6日

完成日:3月21日

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今作は自信を持って言える、反省すべきところしかない仕上がりでした。できることなら、ボディ関連パーツとデカールを買い直して作り直したいところ。

R33といえば自分の中ではレッドのイメージでした。それも純粋なレッドでなく、90年代セダンで見かけた赤紫に近いメタリック系。該当する塗料を探し当て損なった末にたどり着いたのが、なんらかの下地を作った上でディープクリアレッドで上塗りする方法。普段サフなんかは吹かないことは、ごあいさつ記事でも軽く触れていましたが、このような二重以上の塗装はとにかく未経験で、完成イメージが全く分からなかったのです。

結果は大失敗。仕方なくペイントリムーバーにボディを浸し、GSIクレオスのマルーンを塗装することになりました。しかしリムーバー使用後の対応がマズかった。

リムーバー使用後に何らかの洗浄をすれば良かったのですが、水洗いのみでマルーンを塗り始めてしまったのです。さらに塗りムラの後処理が悪く、厚塗りに厚塗りを重ねてデコボコ。しかもそのまま中途半端にヤスリがけしたからもう大変。

プラモデルというよりも、クルマに無頓着なオーナーが、ろくすっぽメンテもせず20年間屋根なし車庫で保管していたような、皮肉なウェザリングを効かせた完成品となってしまいました。

しかも、側面GTエンブレムも、ターボ装備車である赤色エンブレムを貼り付け中に破損。やむを得ずNA車の青エンブレムに差し替えることとなってしまいました。

前回、前々回がわりと綺麗に仕上がっていただけに、少し気を抜いてしまったのかもしれませんし、自分のプラモデルの腕前がまだまだだということを改めて思い知らされました。

 

もちろん、これで「失敗作でした、ちゃんちゃん。」としてしまうと、一向にプラモデル製作は上達しません。このR33を眺めながら、厚塗りとムラごまかし、仕上げ作業の反省点は、次作の注意点として幾分マシになるよう意識することを誓ったのでした。

 

ところで実車では、同じR33でもGT-Rのほうが人気が高く、社外品互換パーツの流通量の関係で、GTSGT-Rバンパーを移植しているものが、ちょいちょい中古車市場に出回っています。エンジンを見れば即バレではありますが、こういうなんちゃってGT-Rも好きなタイプのひとつであります。

 

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